ラジオも始めたし、今年の夢は半分叶えたようなもん
以前、こちらの記事で、ラジオやりたいんだよねーという話を書きました。
で、Youtubeはじめました!!!
現代を生きるバーチャルITエンジニアとして、リスナーさんからのお便りを読んだり、お悩み相談に乗ったり、一人語りしたりします。
お便りはマシュマロを投げてください。
※もらったお便りはラジオで紹介する場合があります。
ひとつひとつのお便りを真面目に読むつもりですが、たまにはネタ系の内容もウェルカムです。
無編集でのんびりと話しているので、ながら作業で気楽に聞いてもらえたら嬉しいです。
それでは~~~
自分へのご褒美
今まで自分にご褒美というものを与えこない人生だったからこういうとき何をすればいいか分からないの。
— uたそ (@RoboticsY) 2022年3月8日
こんなツイートをしました。
(綾波のつもりで書いたのでちゃんとシンジ君が出てきてくれて安心)
笑えばいいと思うよ
— オガ (@chiri_oga) 2022年3月8日
それはさておき、今まで野球やプログラミングを頑張ったり、ビジネスの勉強を頑張ったりしてきましたが全部自分の好きなことなので、ご褒美というものを与えてきませんでしたし、欲しいとも思いませんでした。
ただ最近は自分があまり得意じゃない領域かつ、そんなに好きでもないことを耐えながらこなしていたので、はじめて自分にご褒美をあげたい気持ちが芽生えて上記のツイートに至ります。
で、買いました!!
※Amazonの余っていたポイントで。。
ドンッッッ!!!
ご褒美に酒器 https://t.co/dqDvcbAKCK pic.twitter.com/xIPCZiYPad
— uたそ (@RoboticsY) 2022年3月8日
日本酒用グラスとウィスキーのロックグラスです。
僕も残念ながら(?)年齢を重ね、お酒の味が分かるようになってきたので、せっかくならいいグラスで風味を感じながらお酒を嗜もうということで、この子たちを選びました。
ガラス製なので特に味に変化があるわけではなく、グラスの形状や熱の伝わり方によって香りが変わるのを楽しむ感じです。
たくさんお酒を買って飲み比べるよりも、グラスを変えて飲み比べる方がコスパがいいのも利点ですね。
将来的には、錫や焼き物などの酒器を買い揃えてちょっとした味の違いを楽しめるようになりたいなと。
早く友人と家呑みを気軽にできる世界線に戻れることを願いつつ、その時に備えて酒器集めの沼に浸かりたいと思います。
3月は2回登壇します
深夜のテンションで記事を書いてます。(現在深夜3時)
uたそです。
タイトルの通りですが、3月は勉強会で2回登壇します。
1回目が3/12(土)開催の大阪の勉強会。
2回目が3/19(土)開催の神戸の勉強会です。
どちらも気軽に参加できるタイプの勉強会で僕自身もありがたいなと思ってますw
登壇の内容ですが、Web制作・Web開発に関する開発手法やチーム作り・ビジネス的な観点で話す予定です。
まだ両方とも現時点では若干名の空き枠があるみたいなので、もし予定の合う方で少しでも興味がある場合は勉強会で会いましょう。
『怒り』 is 生産性 zero.
こんにちは、uたそです。
イライラしてないですか?
この記事を書いている僕は、とある理由で絶賛イライラしていますw
だがしかし、この世の真理に気づきました。
怒りは何も生まない
そう。怒りは我慢したとしても自分の脳内のリソースの大半を略奪しに来ます。
愚痴に姿を変えて誰かに漏らしても漏らされた側は疲弊します。
相手に怒りを向けても嫌な空気だけが残ります。
救いようのない感情、それが怒りなんです!!
我々迷える子羊ならぬ、怒れる若人には予防と対処法が必要なわけです。
まず大前提として、世界は自分のために動いているわけではないという事実を受け入れて生きていくべき。相手への過度な期待・自分の理想を含んだ予測・良きにはからってもらえるという傲慢・こちらの意図が伝わるだろうという怠慢など、自分に原因があることも多々あります。
一方で明らかな被害者という場合は怒りを感じてしまうこともあるわけです。これは予防できないので対処法を考えましょう。
過剰にポジティブに解釈してみる・怒っても態度に出さない自分を褒めてみる・好きなものを観たり食べたりして忘れるなど工夫して怒りを静めましょう。
そしてそして、何よりも重要なこと。
他人を怒らせないこと is 超重要!!
関わる人みんなが互いに最低限の礼儀を守りながら生きていきたいですね。
以上。
Podcast はじめてみたいな〜
※本記事には、自分語り・夢を語る系男子・うじうじ系男子の要素が多量に含まれます。アレルギーをお持ちの方は自己責任で読んでください。
小さい頃からの夢が自分のラジオをもつことだったんですよ。
で、最近って動画でもラジオでも個人で配信できる時代になったじゃないですか?
これを読んでる人は、「じゃあ、やれば?」って感じになりますよね。
ほとんどの事業は即行動しますし、躊躇せずに始めてみることが多いんですけど、ラジオだけはなぜか始められないんです。
学生時代の研究も音声に関する内容でしたし、ちゃんと声豚やってますし、最近もVTuverの声を聞いて推しまくっているわけです。
僕の人生においては、"声"ってかなり重要な要素です。
重要だからこそ安易に始められないのかもしれないですね。
さらにいうと、声がコンプレックスなんです。祖父からの遺伝だと思いますが、声質がざらついていて若干聞きにくいんです。
声質にこだわってしまうからこそのコンプレックス。
と、まあ色々とやらない理由は付けられるんですが、何事も挑戦ということで2022年の目標の一つとしてポッドキャストを始めて3話以上配信することにします。
もし見かけたら、コメント(お便り?)とか協力お願いします。
伊藤計劃さんの「ハーモニー」を読んだので感想書く
こんにちは。uたそです。
積読していた伊藤計劃さんの「ハーモニー」を正月の期間で読んだので感想を書いていきます。(ネタバレ注意)
ジャンルとしてはテクノユートピア(?)近未来SFです。
社会リソースとしての人間
高度に発展した医療福祉社会が実現された近未来、老い以外の病気は体内に埋め込んだシステムによって早期に発見・治療され、寿命や事故以外で命を落とすことは無くなった。
数十年前の大災禍による世界的混乱で人類は減少し、世界は一人一人の人間を貴重な社会的なリソースとして扱い始めた。それによって他人を思いやり、守ろうという"善意"に満ちた世界が構築された。
ユートピアととらえることもできるが、読みながら無菌室のような管理された社会像に若干の嫌悪感を抱いた。"善意"のもとに「わたし」は健康状態を常に監視され、プライベートが限りなく消失した社会。
現代社会を生きていれば、やけ酒したいときも過食にはしることもある。(あるよね?)
自傷行為は褒められる行為ではないし、煙草もお酒も議論をしたら摂取しない方が良いという結論に至るのは分かりきっている。でも我々は感情で生きているわけで、常に合理的な行動を取れるわけではない。
SNSで正論パンチを繰り広げる個人が増えた印象だが、潔癖であろうとする社会は息苦しいのかもしれない。大半の「わたし」は社会のために生きているわけではないのだ。
「わたし」は当然「わたし」のもので、社会のものではない。
周囲に迷惑をかけていない限りは、他人に干渉したくないと僕は思う。
完全な社会的存在
意識や感情(精神)は進化の過程で所有している方が生存確率が高かったから獲得した特性であり、人間や他の生物もその場その場で都合のよい特性を身につけた継ぎはぎでしかないという考え方はハッとした。
高度な文明社会において生存に精神は不要と考え、社会に最大限適合した存在になるために意識を消失させようとする試みは思考実験として面白い。
判断のいらない世界。社会を運営するために、決められた時間に決められた場所で最適な栄養を摂取し、最適な労働時間と最適な休養を取る。まるでロボットのように感じる。
意識を消失し、最大限社会に適合したとき、個人は存在しなくなり一つの社会だけが存在する。この最大限社会が調和した状態を「ハーモニー」と作中では呼んでいる。
当然、意識の消失は死と同義だとする意見もあるし、僕もそう思っている。それと同時に人間を遺伝子の乗り物だと捉えれば、紛争や自殺などの無い社会(ハーモニー)の方が都合がいいんじゃないかとも思ってしまう。
個人が生まれて社会を形成して、寿命を迎えて死んでいく。ごく自然なプロセスの中に「わたし」がいない。それだけ。
では、なぜこのハーモニーを僕たちは受け入れがたいと思っているのだろうか?
喜びや悲しみや怒りなどの感情を「わたし」が得たいという、感情そのものへの欲求があるのだろうか?
その「わたし」自身が消失すれば感情への欲求すら消えるが、肉体ではなく精神としての「わたし」自体に存在欲求があるのかもしれない。
1つの個人的な解として、精神は成長の機会を欲しているのではないかと思っている。精神の存在しない完全に調和した社会に、精神の成長はない。
社会に精神が存在している場合でも、苦痛も怒りも葛藤もない生活を素直にユートピアだと受けいれられない自分がいる。精神は受難の後に成長するはずで、それ自体への欲求があるように思えてしかたない。
まとめ
今回はあえて登場人物を感想に登場させなかった。登場人物の感情の動きなども小説を読む醍醐味ではあるのだが、この作品では社会の在り方と「個人」と「公共」という対比について語りたかったのだ。
SF作品の別の楽しみ方として、未来テクノロジーのアイデアを得られるという点も忘れてはならない。当然、この作中にも多くのテクノロジーが登場する。科学者やエンジニアは読んでいて楽しいだろうと思う。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
未読の方はぜひ一度読んでみてください。定価700円前後でお買いもとめやすいです。
それでは!