踊る阿呆

踊らにゃ損損♪

ニッチトップ戦略

 

あれもこれも検索する時代でもニッチ過ぎる情報は見つからない。ニッチということは情報を提供する母数も少なく、そもそもPVが稼げないなら情報提供するメリットも少ない。

 

ただこういう分野に取り組んでいることは我ながら素晴らしいと思う。みんなができることをやっても相対的なバリューは低い。ニーズはあるが誰もやっていないことにこそ価値があるんだろうと思う。

 

『鶏口となるも牛後となるなかれ』ニッチトップ戦略を日本人に伝えるときにはこの言葉がいいと思っている。大きな集団(市場)の下位にいるくらいなら、小さな集団のトップになりなさいよという意味。ただし、井の中の蛙ではいけない。全体感を知った上で戦略的にニッチトップを狙うべき。

 

理想はバリューチェーンの中のニッチトップを取ること。

 

例えば、高級車のサスペンションはA社しか作れないという状況の場合、すべての高級車製造業者はA社に依存しなければならない。サスペンションは乗り心地に大きな影響を及ぼすから、高級車においては除外できない。結果的にA社の発言権は大きくなり、価格決定力を持つことになる。

 

このように除外できないニッチを狙うべきで、誰もやっていないからと言って飛び込んでもニーズがないのであればノーバリューに陥る。

 

ソフトウェア開発についても同じ。このライブラリがないと開発が3ヶ月遅れると言われるような価値あるニッチにこだわってものを作りたい。

 

最後にもう一度、みんなできることはノーバリューなので、誰かの後ろをついていくことはオススメしない(初学者はその限りではない)。ニッチトップにこだわろう。

 

ではまた。